港区のファミリーイベントでサイエンスマジック


距離感の近いサイエンスショー!
目次
子供も大人も楽しめる設計
今回のショーは、企業のファミリーデーという特殊なシチュエーションでの公演でした。
子どもが主役でありながらも、親御さんたちがしっかり見守る中でのマジックということもあり、「子ども向け」だけに寄りすぎない設計が求められました。
また、会場が“横長の会議室”であり、想定よりも観客との距離が極端に近かったことも大きなポイントでした。
ステージマジックとクロースアップマジックの境界が曖昧になるほどの近接距離で演じることで、演者としての“間合いの取り方”や“リアクションの吸収力”が試された現場だったと思います。
結果として、ステージ演目をやるには狭すぎる環境でも、しっかりと演出構成を工夫し、会場の地形に合わせて
• ステージマジックを近距離で見せる構成
• 会場内で位置を変えてテーブルマジックに展開
• 最後は全員参加で締めくくる
という柔軟な進行ができたことは、今後の類似現場への応用として非常に大きな経験となりました。
リアクション
特に印象的だったのは、外国籍の子どもたちの反応です。
日本語でのキャッチボールが難しい場面もありながら、ジェスチャーやリアクションだけで「伝える力」を追求する貴重な機会でした。
「言語が通じなくても、心が通じるマジックがある」という実感は、国際的なイベントや訪日観光客向けショーを今後視野に入れる上で、非常に励みになるものでした。
今後は、こうした“距離が近いけれど多人数”という構成や、“多言語・多文化”の客層にも対応できるような柔軟な演出力とスキルをさらに高めていきたいと考えています。






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