東京九州フェリーでサイエンスマジックの連日公演


楽しい船旅のお供に!
今回のショーは、東京九州フェリー「はまゆう」船内での、夏休み期間の特別イベントというシチュエーションでの公演でした。陸上とは異なり、常に揺れのある移動空間での演技という特性から、機材の安定性や演出構成において、これまでの現場とは異なる工夫が求められました。
また、観客の多くは旅行中のファミリー層や団体客で、「誰かと一緒に来ている人」がほとんど。アナウンスで興味を持って会場に足を運んでくれた方が多く、最初からこちらに関心を持ってくれている状態で始まるという、非常にやりやすい現場だったと思います。
会場は1階〜3階まで吹き抜けの多層構造になっており、最大で約100名が来場。1階・2階は毎回ほぼ満席で、3階から覗く方も含めると、全方向から注目されるステージとなっていました。
構成と演出の工夫
ステージは大きく分けて、
- マジックで場を温める導入パート
- 実験を交えたサイエンスショー本編
- 参加型の盛り上がり演出で締めくくる後半パート
という3段構成で展開。
1日2回、6日間通して毎回同じ構成ながらも、観客の層やリアクションに応じてアドリブやトークを細かく調整し、繰り返しでも飽きずに演じられるよう工夫していました。
特に印象的だったのは、風船リングをブロワーで浮かせるクライマックス演出での歓声。揺れる船内であっても、音・光・風を使った演出はしっかり届き、「非日常感」をさらに引き立てることができたと感じています。
今回はショーだけでなく、その後のビンゴ大会の司会進行も担当していました。連日続く公演の後にすぐ切り替えて司会に入るというのは、体力的にややハードでしたが、一つの流れとしてイベント全体を設計できる立場でもあったため、ショーの終わり方や空気感を次につなげやすいというメリットもありました。
お客様の声
今回は下船後にお客様から感想をSNSでいただいたり、フェリー本社の方から「素晴らしいショーだった」とお褒めの言葉もいただきました。
一緒に写真撮影したいというお客様の行列ができるなど嬉しいことの連続で、出演しながらこちらも幸せな気分になりました。






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