【雨の日遊び!?】割れないシャボン玉について解説

こんにちは。あわラボ所長せーやです!
今日は、シャボン玉と天気の関係についてのお話です☔
お天気のいい日にお外で遊ぶとき、シャボン玉をふーっと吹くと、キラキラ光る丸い玉がふわふわと飛んでいきますね。でも、なんだかすぐにパチンと割れてしまう日もあれば、ずっと空を漂ってなかなか割れない日もあります。
その違い、みなさんは感じたことがありますか?
実は、シャボン玉に「割れやすい日」と「割れにくい日」があるのには、ちゃんと理由があるんです!
その秘密は――「空気」、つまり湿度にあります。
目次
シャボン玉のうす~い膜のひみつ
シャボン玉の膜は、石けん水と空気の境目にできる、とても薄い水の膜です。
この膜は、目には見えないほど薄くて、たった数マイクロメートル(髪の毛の100分の1くらい)しかありません。
これが光をキラキラ反射して、あんなにきれいな虹色を見せてくれるんですね✨
ところが、この薄い膜は乾くとすぐに破れてしまいます。
乾燥の季節である冬季、つまり湿度が低い日は、シャボン玉の中の水分がどんどん蒸発してしまうため、すぐにパチン!と割れてしまうのです。
逆に、湿度が高い日――たとえば5月の梅雨の時期や曇りの日は、空気の中にたくさんの水分が含まれています。
そのため、シャボン玉の膜の水分が蒸発しにくく、ぷくーっとふくらんだまま長持ちするんです。
つまり、「シャボン玉が長く飛ぶ日」は、「空気がしっとりしている日」なんですね💡

雨の日こそ、シャボン玉日和?
「雨の日はお外で遊べない😢」と思いがちですが、実はシャボン玉にとっては最高のコンディション!
湿度が高いおかげで、膜がやぶれにくくなり、ゆっくり空を漂う姿を楽しむことができます。
お部屋の軒下や、屋根のある場所でシャボン玉を吹いてみてください。
いつもよりも大きな玉ができて、しかもなかなか割れません。
子どもたちは目をまんまるにして、「先生!今日はぜんぜん割れないよ!」と大喜びするでしょう😊
そうして、みんなで空気の変化やお天気の違いを感じ取ることも、立派な“科学あそび”になります🌡

ちょっとした工夫で、もっと長持ち
もしもっと長く楽しみたいなら、シャボン液にほんの少し「ガムシロップ」を混ぜてみてください。
あとは、霧吹きで一時的に湿度を上げるのも実は効果的です!
(僕たちのマストアイテムです🧪)

まとめ
割れないシャボン玉の秘密は、「空気の湿り気」だったんですね。
晴れの日は光がきれい、雨の日は長生き――どちらにもそれぞれの魅力があります。
お空を見上げながら、「今日はどんなシャボン玉になるかな?」と話しながら遊ぶと、子どもたちの中に“自然を感じる心”が育っていきます⚗️
次の雨の日、ぜひおうちでも試してみてくださいね。
キラキラとしたシャボン玉で楽しく過ごしましょう♪

